「お店の買い心地デザイン講座」を実施しました@株式会社スペースさま
- AKIKO
- 8月10日
- 読了時間: 3分
更新日:8月15日

商業施設やショップ、飲食店など多様な空間の企画・設計・施工を手がける株式会社スペースさまにて、「買い心地デザイン講座」を実施いたしました。店舗空間の価値を高めるための、学びと発見の2日間。今回は、講座にご参加いただいた皆さまのご感想や印象に残った学びも交えながら、実施レポートをお届けいたします。

理論と実例を往復する2日間
一人ひとりの「見え方」が変わる講座
今回の講座は、「どのように見せるか」だけでなく、「心を動かすためにどう設計するか」に焦点を当て、現場に近い視点・お客さまに近い感覚でのアウトプットを意識しながら、2日間にわたり購買体験全体をデザインする視点をお伝えしました。
両日とも、「座学だけでなくクイズや対話形式を交えた進行」により、参加者の主体的な学びと発想の転換を促しました。

▼DAY 1
「買い⼼地デザインとVMD視点の導⼊」
買い⼼地デザイン と VMD概略
カスタマージャーニー と 売場構造
売場と館の回遊のしかけ
▼DAY 2
「提案⼒を⾼める売場編集とニーズ考察」
商品プレゼンテーション
売場編集コンセプト と 提供価値伝達
お客さま⼼情・ニーズ考察 と 買い⼼地
受講者の声に見る、実務への気づきと学び

研修の内容は理解しやすかったですか?
とてもよく理解できた・だいたい理解できた:73.3%
研修の内容は今後の仕事に役立つと感じましたか?
とても役立ちそう・役立ちそう:63.3%
このように講座後のアンケートでは良い評価をいただきました。

さらに、多くの前向きなコメントが寄せられました。なかでも印象的だったのは、次の5つのポイントです。
1. 日常業務への再発見と気づき
「なんとなく行っていた業務を見直すきっかけになった」「売場=置き場、ではないと気づかされた」といった声からは、日々の業務に新たな視点を持ち込む契機となった様子がうかがえます。

2. お客さま視点の重要性を再認識
「買うまでのプロセスや感情の動きに着目する視点が得られた」「お客さまの体験をどう設計に取り入れるか意識するようになった」など、消費者目線の大切さを改めて感じたという声が多くありました。

3. VMDの理解と関心の広がり
基礎から応用までを網羅した内容が好評で、「設計に役立つ」「VMDの考え方を初めて理解できた」といった声に加え、「他の事例も知りたい」という前向きな関心も見られました。

4. 学びやすい講義形式への評価
「例え話やクイズ形式で内容が頭に入りやすかった」「2回に分かれていて集中できた」と、構成やテンポにも高評価が集まりました。実例を交えたスライドも理解を助けたようです。

5. 今後への期待と要望
「若手社員にこそ受けてほしい」「ワークショップ形式にも挑戦してみたい」「アーカイブ配信や資料が欲しい」といった要望も多数寄せられ、継続的な学びの場への期待が高まっています。
▼まとめ
今回の講座を通じて、多くの受講者が、これまで“なんとなく”で行っていた売場づくりを見直し、「自分たちの設計や提案が、どのような顧客体験につながるのか」を考えるきっかけとなったことがうかがえます。また、VMDやマーケティングといった設計の周辺領域への関心も高く、ワークショップ形式での学びを希望する声もありました。今後の継続的な学びへの意欲的な声が多く寄せられました。
I APARTMENTは、さまざまなカタチで企業さまのサポートをさせていただいております。
「買い心地デザイン講座」とは
「お客さま心理と購買行動」を軸に、売場の「魅せ方・分け方・並べ方・伝え方・編集・企画」までを一貫して学べるプログラムです。
単なるVMD知識のインプットにとどまらず、現場で即活かせるアイデアとチームの意識を高める共通言語を提供しています。
▼VMD講座・売場改善・社内研修導入についてはhttps://www.i-apartment.co よりお気軽にお問い合わせください。
